大人のニキビの基礎知識
いろいろな定義があるとおもいますが、このサイトでは以下のようなものを『おとなのニキビ』としています。
- 20歳以上のある時期から急にできたニキビ
- ほおやアゴなどUゾーンに多くできるニキビ
大人のニキビの根本的な原因
病院や化粧品をえらぶとき、医師や美容部員に『おとなのニキビ』について相談すると、まず『おとなのニキビ』の根本的な原因をお話をしてくれることが多くないですか?
たとえば、こんなものです。
- 生理前のホルモンのバランス
- ストレス
- 睡眠不足
- 油もの、甘いものが多い食生活
- 便秘
- メイク・汚れ
- 髪の毛などの刺激
- 顔を髪や手でふれることによっての雑菌
- 乾燥
- 紫外線
たしかにどれも『おとなのニキビ』をひきおこす要因になりうることばかりですが、複数の要因がからんでいることもあるし、同じひとでも体質は季節などによって日々かわるし、そのうちどれが『おとなのニキビ』の原因になっているのかつきとめるのは自分でも医師でも、まさに困難です。
それに「コレだ!」とわかったところで、もしその原因が「ストレス」だったりしたら、仕事や家事・育児などを続けながら「ストレス」をとりのぞくのはとてもむずかしいことだと思います。
規則正しい生活や食事にどんなに気をつけても『大人のにきび』がなおらない、リラックスや清潔を心がけても特に変化がない...という人も多いのではないでしょうか?
そして、それをつきとめることは多分、『大人のにきび』を治すのにそれほど大事ではないと思います。
どんなに「根本的な原因」がぼんやりしていても、「直接的な原因」によって『大人のにきび』ができていることはハッキリしているのですから、それにターゲットをしぼって、なおす方が近道です。
大人のニキビの直接的な原因
『おとなのニキビ』の根本的な原因は、まさに人それぞれです。同じひとでも体質や仕事、生活、環境など、日々かわる要因のなかから、なにか特定の原因をみつけるのは困難ですが、直接的な原因はほとんどの場合、ずばり「いらない角質がたまっているから」です。
何らかの根本的な原因のせいで肌のターンオーバーがうまくいかなくなり、表面に古い角質がたまり角質層が厚くなっているところに、皮脂の分泌が活発になると、余分な脂肪を毛穴から出そうとして、皮脂が毛穴につまってしまいます。
そこでわたしはこの2点に焦点をしぼることにしました。
- 「いらない角質をいかに取り去るか」
- 「いらない角質がない状態をいかに保つか」
根本的な原因をさぐることをやめ、この2点にターゲットをしぼって、化粧品をえらんだり、病院で治療を続けることによって、わたしのおとなのニキビはみるみる改善し、1年でほぼ完治しました。
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