抗生物質 -antibiotic-
大人のニキビ治療のために病院にいくと、必ずといっていいほど「抗生物質の飲み薬」が処方されます。
「抗生物質」は、体内の細菌の増殖をおさえる薬です。
アクネ菌がふえるのをおさえることができれば、炎症の原因になる活性酸素の発生源が減るので、結果的にニキビのモトが炎症をおこしにくくなる、ということです。
『おとなのニキビ』に処方される抗生物質
ちょっとコムズカシイことをいいますが、抗生物質には、ペニシリン系、セフェム系、マクロライド系、テトラサイクリン系、ニューキノロン系など、いくつかの種類にわけられます。
この「種類」によって、やっつけるのが得意な菌、ほとんど無視の菌などがだいたいきまっているのです。
残念ながら「アクネ菌専用の抗生物質」というものはないので、担当医師が「統計的にアクネ菌にききやすい」下記のようなものをえらんで、「ためしてみる」ことになります。
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ルリッド錠150
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マクロライド系の抗生物質
感染の原因となる病原菌の発育を抑えることにより、咳、たん、息切れなどの気管支炎の症状を抑えます。
ニキビの炎症以外には、風邪や中耳炎などにも処方されます。
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ミノマイシン
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テトラサイクリン系の抗生物質
感染の原因となる病原菌の発育を抑えることにより、炎症などの症状をなおしたり、予防します。
ニキビ以外には、口内炎などに処方されます。
薬の効果がうすれるため、前後2時間牛乳などの乳製品をとることができません。
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クラビット錠
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ニューキノロン系の抗生物質
感染の原因となる病原菌の発育を抑えることにより、炎症などの症状をなおしたり、予防します。
[注意]妊婦、または妊娠している可能性のある方は、医師に相談してください。
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抗生物質の落とし穴
「食後にのむだけで炎症をおさえてくれる」という抗生物質の説明は、日々、時間と労力をかけてニキビとたたかっていたわたしにとって、まるで夢のようにきこえました。
それから医師の指示通り、毎日1日もかかさずにのんだのに、残念ながら、わたしのニキビにはさっぱり効いてくれませんでした...
それは、
抗生物質には3つの「落とし穴」があるから
なのです!
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落とし穴1:アクネ菌に効くとはかぎらない!
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残念ながら「アクネ菌専用の抗生物質」というものはないので、担当医師が「統計的にアクネ菌にききやすい」ものをえらんで「ためしてみる」ことになります。
こうして、わたしたちが「ためしに」服用した抗生物質は、いったん胃や腸で吸収されてから体中に運ばれて作用するのですが、これが皮膚の「アクネ菌」にうまくはたらくとは限らないことはぼんやり想像できますね!
この焦点のあいまいさが、抗生物質の1つ目の落とし穴なのです!
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落とし穴3:その間もニキビのモトはどんどんできている!
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おとニキでは、この2つをくっきりわけて考えています!
抗生物質は、100%「2:炎症ニキビ対策」です。
つまり、抗生物質が炎症ニキビにうまく作用したとしても、「ニキビのモト」にはまったくノータッチなのです!
肌のダメージを最小限におさえるために、炎症をおこさないことはとてもたいせつですが、「最悪の事態である炎症が、なんとかおさまればよし!」とかんがえていると、いつまでたってもニキビとつきあっていかなければならないことになってしまいます。
目先の一時的な効果に注目するあまり、
いつの間にかニキビをなおすという目的からずれてしまうのが、
3つ目の落とし穴です!
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抗生物質の大人のニキビケア
抗生物質は『おとなのニキビ』に効く、というより、なおす過程のある時期に必要なことがある、という位置づけです。
ニキビの勢いがつよすぎる場合、漢方薬や塗り薬の効果が焼け石に水になってしまうので、ひどい場合、短期間集中して抗生物質を飲むことでガッとおさえてから、漢方や皮膚外側からのマイルドなケアをおこないます。
長い間のみつづけると、だんだんきかなくなるので、抗生物質が効いているうちになるべくはやく、自分にあったマイルドケアをみつけましょう。
通院している病院が、抗生物質だけを投与して、その他のマイルドなケアの提案がない場合、その医師は『おとなのニキビ』に関する知識が少ないのかもしれません。
わたし個人の意見(自己責任で、必要に応じて参考にしてください)
抗生物質は『おとなのニキビ』に必ず必要なものではないとおもいます。
ですから、病院で簡単な説明であたりまえのように処方された場合は、抗生物質を飲む期間や効き目がでてくる時期、薬が効くとどのようになるのか、また、体への影響(副作用や妊娠しているときの影響など)について、納得するまで病院の先生に答えてもらいましょう。その上で、抗生物質を飲むか飲まないか選択してください。一定期間服用したあと、病院が予言していた効果がえられない場合、その原因や今後の治療方針など、はっきりきいてみてください。
すべての人にはあてはまらないとおもいますが、わたしの『おとなのニキビ』に、抗生物質が効いたことは一度もありません。
もし「いろんな抗生物質をためしたけど全くきかない」という方がいらっしゃったら、「わたしの『おとなのニキビ』には病院の先生がいうようには抗生物質は効かないんだな」と見切ってしまって、いさぎよく、薬代を他の治療にまわしてみる、という選択もありだとおもいます。
わたしの場合は、抗生物質を1年飲みつづけるより、ケミカルピーリングを5回やった方が、それほどひどくない時は、ピーリング石鹸の放置作戦を1ヶ月続けた方が、確実に効果がありました。
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